これ以降は5月31日に作成
前走前 4月5日 栗東CW 稍重馬場 馬なり余力
助手
5F 70.7
4F 54.6
3F 38.6
1F 12.1[9]
5月14日 栗東CW 良馬場 馬なり余力
助手
3F 46.0
1F 14.1[7]
5月21日 栗東CW 良馬場 馬なり余力
助手
6F 86.9
5F 69.6
4F 54.1
3F 39.6
1F 12.4[7]
シゲルタック(古馬1600万)馬なりの内に先行3F付同入
5月28日 栗東CW 良馬場 馬なり余力
助手
6F 83.8
5F 68.6
4F 54.2
3F 40.0
1F 11.8[7]
シゲルタック(古馬1600万)馬なりの内に3F付クビ先着
5月14日、短期放牧後、帰厩し追い切り時計を計時しました。できれば交流戦に出走したいですね。
5月21日、準オープン馬と併せて互角の動きをしましたが、全体的な時計はかなり要しており、そんなに凄いとは思いません。中央では、どう考えてもパンチ不足ですので、交流戦に出走したいですね。
5月28日、6月3日の交流戦出走に向け、最終追い切りをしました。全体の時計はひと息ですが、終い1Fの11秒台は目を惹きます。併せた格上準オープン馬に先着と言っても、これは出走を控えたボニータシチーの士気を上げる為に軽く流しただけのもので、過大評価は出来ませんが、決して悪い動きではなく、力は出せる状態です。私ほっさんの追い切り評価は「B-」です。
なぜかなぜだか、5月31日中京6R 3歳500万下 ダート1000m 混合戦に出馬想定されていました。
馬名 | 前走騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アイファースイーツ | |||||||||||
アッサムリーフ | |||||||||||
アンプレヴー | |||||||||||
イセノスバル | |||||||||||
エーシンリードオー | |||||||||||
オーミレイライン | |||||||||||
キタサンハナミチ | |||||||||||
キングスウィープ | |||||||||||
グロッキーバルボア | |||||||||||
サマーラグーン | |||||||||||
ストレートイン | |||||||||||
タガノバッチグー | |||||||||||
フライトマイル | |||||||||||
ブルーライジング | |||||||||||
プリティマリ | |||||||||||
ボニータシチー | |||||||||||
マルカフリート | |||||||||||
メイショウタカチホ | |||||||||||
リバーサルブロー | |||||||||||
ワイドヒリュウ |
というわけで、6月3日の交流戦の権利もあり、ましてや未勝利の立場の馬が今週格上挑戦する意味がわかりませんが、とにかく出馬想定されていましたので、ご報告いたします。それにしても不思議だ・・・。除外の権利獲りでもあるまいし・・・。そんなもん獲ってもなんの意味もないし・・・。
2009年6月3日(水) 姫 路 第9競走 ダート 1400m(右)15:15発走 |
(JRA交流競走) 神鍋山特別特別 3歳登録馬 (サラブレッド系 3歳 馬齢) |
賞金 1着800,000円 2着160,000円 3着80,000円 4着48,000円 5着32,000円 |
|
レコード 1:27:7 イブキオトヒメ 53 渡 瀬 和 幸 2007/07/11
*「セ」 =「せん馬」 *「計不」=「計量不能」 *「降」=「降着」 |
|
馬名 | 追い切り日 | コースと 馬場状態 |
強さ | 騎乗者 | 追い切り時計 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
リッピアピンク | 5月30日 | 栗東坂路良 | 一杯 | 植野貴也 | 51.8−12.6 | A− |
タガノタンドゥール | 5月31日 | 栗東DW重 | 馬なり | 助手 | 5F66.6−12.6 | B− |
アンターレス | 5月27日 | 栗東CW良 | 馬なり | 助手 | 5F67.7−13.2 | C |
カネトシポインター | 5月31日 | 栗東CW重 | 馬なり | 助手 | 5F70.7−12.1 | B+ |
ケイアイフクノカミ | 5月31日 | 栗東坂路 | 馬なり | 55.2−12.4 | C | |
ボニータシチー | 5月28日 | 栗東CW良 | 馬なり | 助手 | 6F83.8−11.8 | B− |
リッピアピンク
前々走は12番人気も3着。しかし、好走はそれ1回。残り3戦は芝のレースで1.4秒以上勝ち馬から離されており、勝利には程遠い。
今回初ダート。血統的にも父ゼンノエルシドでダートが合う保証もない。
しかし、追い切りで見せた坂路4F51.8−12.6は脚力のある証拠。もしかすると!?この脚力はダート向き。
タガノタンドゥール
前走は金沢交流戦で2着、前々走は名古屋交流戦で2着。ただ、中央ではダート1400mで12、9、11着と踏んだり蹴ったり。中央では時計も全く。これなら正直、ボニータシチーとなんら変わらない。
追い切りは入念で、ここにかける意気込みを感じる。
アンターレス
前走は金沢交流戦でも6番人気7着と地味。完全に格下。追い切りの動きも酷い。
カネトシポインター
新馬戦はダート1400mで6着だが、時計は平凡で次走は13着と低迷。その後3戦目は芝に挑戦も16着大敗。結局交流戦しか行き場がなく。
しかし、今回入念な乗り込みでここを目標にしていることは明らか。どこまでやれるのか。
ケイアイフクノカミ
前走は園田の交流戦でタイム差なしの2着。中央ではダート1400mの新馬戦も4着で成績はメンバー中最高。しかし、追い切りは他の馬に比べて軽く特に抜きんでた存在でもない。
ボニータシチー
前走は1番人気に支持されるも5着。交流戦はアタマ差2着があるも、その時は相手に恵まれた。
地方所属馬はたいしたことはなく、中央勢で決まりそう。能力だけならタガノタンドゥール、ケイアイフクノカミ、ボニータシチーの三つ巴の様相。この3頭は能力にそう差がないと思われます。
しかし、カネトシポインターはここ目標の入念な乗り込みで動きも良化。これも侮れない。
とにかく、2着も3着も必要ない、勝つしか意味はない。しかし、常識的には厳しい相手。
今回、何が嬉しいって、愛馬ボニータシチーの鞍上が5月31日12時現在兵庫所属騎手の中で断トツリーディングを突っ走る木村健騎手であることです。
木村健騎手は5月31日12時現在122勝をあげておられます。2位の川原正一騎手が60勝ですから、ダブルスコアです。
しかも木村健騎手は勝率26.9パーセント、連対率45.3パーセントです。つまり、4鞍に1度以上は優勝し、ほぼ2鞍に1鞍は2着以内ということになります。
今年は中央でも大穴を開けており、まさに絶好調。名実ともに現在の兵庫所属のナンバーワンジョッキーです。これは、期待出来ますね。
独り言のコーナーで書きましたように、当日は私が休みということもあり、現在兵庫で断トツのリーディングジョッキー木村健騎手が騎乗してくれることもあり、かつ、姫路競馬場にも行ってみたかったので、遠路はるばる現地に行ってきました。
写真は撮影順です。
はじめて踏み込んだ姫路公園競馬場。地方競馬は船橋しか行ったことのない私でしたが、その小ささに驚きました。ターフビジョンもめちゃちっちゃい・・・。
開催日というのに、この人気(ひとけ)の無さ。これで7Rと8Rの間です。人が疎らにしかいません。そういえば、姫路駅からのバスも競馬場で降りたのは、私とあと1人だけでした。これでは地方競馬の運営が成り立たないのも納得できます。姫路という比較的都会でもこの有り様ですから、高知や佐賀などは、もっと寂しいのでしょうね(憶測ですが・・・)。
馬場はすぐ近くで、非常に迫力がありました。
パドックに行くと、なんとなんと電光掲示板ではなく、手書きなんですねぇ。初めて見ました。船橋は立派な電光掲示板でしたから・・・。しかし、なんとも味のあるいい字です。特に濁点の付け方が最高!!
ちなみに兵庫の所属騎手以外は手書きです。アンターレスの”安藤”はアンミツの方です。わざわざ関東からの遠征です。
パドックも小さいッ!!しかし、それ故に、愛馬が近くに見られ、それは本当に嬉しいことです。私の少ないズームのカメラでも、それなりに撮れます(笑)。
ついに出て来た愛馬ポニータシチー。この時点では一瞬1番人気でした。(最終は4番人気)
”JRA指定交流”とだけ書かれたゼッケン。両面とも同じでした。・・・ということは、これは使い回し??
気配は良く、3番の馬が別格でしたが、その次に良く見えました。
これがその別格の馬。毛ヅヤ、気配、馬体の仕上がりともこのメンバーの中では全てが上でした。
正面から。今回は直前の追い切りで終い11秒台の脚。徐々に強くなっている気がします。
このボニータシチーは購入馬ミッシェルシチーの代替でいただいた馬ですが、440キロと馬格もあり、300キロ台でろくに調教をつけられなかったミッシェルシチーとは大きく違います。しっかりと調教ができるので、デビュー時よりも少しずつですが、強くなっている気がします。代替馬にしてはいい馬をいただいたと思っています。謝謝。
どうですか?胸の筋肉がかなりついており、私は過去最高の状態だと思いました。
掲示板と愛馬ボニータシチー。奥は待機するジョッキーたち。
さあ、リーディングジョッキーの木村健騎手を背に。馬の出来に思わず笑顔の木村健騎手。
私個人はこの時点で「もしかすると勝てるかな」と思っていました。ただ、3番の出来と鞍上の岩田康誠騎手が曲者です。
その曲者・岩田康誠騎手と1番人気のタガノタンドゥール。
やはり一流の騎手が乗ると、こちらのテンションが違いますよね。
どうですか?ボニータシチーの馬体。さすがJRA育成馬。私はマイセンシチー以来のJRA育成馬ですが、勝てないまでも結構走りますよね。代替馬で貰えるとラッキー。ちなみにこの年の友駿ホースクラブが購入したJRA育成馬は、このボニータシチーとリズムシチーですが、当時、420万で取引されたリズムシチーは上が重賞馬(障害ですが)、こちらは上は未勝利で、値段も315万。貰った時は”損した感”がありました。ましてや、リズムシチーは新馬戦3着。やられたーと思っていましたが、今となっては、ボニータで良かったと思っています。
頼むぞ!!愛馬ボニータシチー&木村健騎手!!
購入馬券はこの8枚。ボニータシチーの単勝7枚(初めての姫路競馬場ですし、木村健騎手の名前入りなものでついたくさん買っちゃいました。)とボニータ頭の連単少々。計1100円也。
単勝アップ!!
いちいち名前が入るのっていいですね。何??惜しい?最初から儲ける気はありません。あくまでも応援馬券です。(悔しいッ)
さて、レースですが、スタート直後に隣の馬が躓き、ボニータシチーも一瞬ブレーキをかけます。この後、押っつけ押っつけで前を狙うのですが、近くで見ていて、かなりここで脚を使った気がします。しかし、いいポジションを獲ることが出来ました。さすがは一流ジョッキー!!
大外10番から気合をつけて前を窺うボニータシチー(右端のピンクの帽子)。
スタート直後に邪魔をされたものの、素晴らしい二の脚で一気に先団に取りつきます。こんな器用な馬だったっけ?これが一流騎手の腕。
外枠発走だったこともあり、愛馬ボニータシチーがすぐ近くにッ!!
そして、もっとも警戒すべき1番人気の馬(赤い帽子)は、あまり前に来ていないゾ!!
かなり近い距離なので、迫力満点!!
結局ボニータシチーは4番手につけます。岩田康誠騎手騎乗の1番人気馬は道中は7番手あたりを追走していました。直線の短いコースで、”やったか”と思いましたが、ハイペースというアナウンスで、ポニータが最後バテないか心配でした。
最後の直線。直線に入り、まず抜け出すボニータシチー。私のボルテージは最高潮でした。
木村健騎手渾身のムチが唸るッ!!まだ脚色は衰えないッ!!
2番人気だった9番は早くも脱落。ボニータは手応えは残っていたが、外から岩田康誠騎手騎乗の1番人気馬が余裕を持ってスパート。あれあれ脚色が違い過ぎるゾなもし。
頑張れッ!!ボニータシチー!!
残り50m!!映像はここまでですが、この後、1番人気の3番の馬に並ぶ間もなく交わされ、なんとか2着には粘り込んだものの(さすが木村健騎手!)、惜しくも初勝利を逃しました。
惜しい、残念ッ!!
しかし、最後の最後までハラハラドキドキのこんないいレースを見れて、わざわざ姫路まで来た甲斐がありました。ボニータは交流ではかなりやれますし、先述したように、徐々に力をつけている気がします。ただ、だからといって、中央の未勝利で勝てるのかというと、まだまだ答えはNoですが・・・。
少しピンボケしていますが、確定直前の結果です。ボニータシチーは勝ち馬から0.1秒差の2着。上位は全てJRAの所属馬でした。
では、地方競馬総合サイトから、結果をご覧ください。
2009年6月3日 (水) 姫 路 第9競走 ダート 1400m (右) 天候:曇 馬場:重 |
(JRA交流競走)
(サラブレッド系 3歳 馬齢)
賞金 1着 800,000円 | 2着 160,000円 | 3着 80,000円 | 4着 48,000円 | 5着 32,000円 |
|
上り 4F 3F 39.3 |
コーナー通過順 1コーナー 8,9,(1,10),2,6,3,4,7,5 2コーナー 8,9,1,10,2,6,3,4,7,5 3コーナー 9,10,(2,6),8,3,1,5,4,7 4コーナー 9,10,6,2,3,8,1,4,5,7 |
|
とにかく、未勝利を脱出できるか当落線上のボニータシチーですが、今回の馬体を見る限り、ギリギリ勝ち上がれる気がします。少なくとも新馬戦の頃よりは別の馬です。
ただ、今回は最後まで優勝争いに加わっており、最後の最後までビッシリ追われましたから、ダメージは大きいでしょう。そろそろ未勝利終了時期が近づいて、回復に時間を要せば、次走もないかも知れませんが、この馬体でこの内容なら、まだまだ見たいッ!!勝ち上がれば500万でもそれなりかも知れません。
本日のクラブHPで、次走は北海道に渡って交流戦を予定とありました。片道切符で北海道に渡るわけですが、必ず本州に戻ってきて欲しい!!
今まで、ボニータシチーを期待して見ていたことはありませんが、今回の遠征で、私は激アツになりました。正直、中央でも、北海道の未勝利クラスなら、掲示板には載れそうな気がします。
今まで力の抜けた特集が多かったかも知れませんが、次走は違いますよ。私1人でも熱くなります。
頑張れボニータシチー!!勝ち上がれボニータシチー!!
2009年 4月 8日 第5戦 JRA指定交流 山桜賞 笠松ダ1400m (5着/1番人気)
2009年 2月22日 第4戦 3歳未勝利 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (10着/10番人気)
2009年 1月21日 第3戦 JRA指定交流 若菜賞 笠松ダ1400m (2着/2番人気)
2008年12月21日 第2戦 2歳未勝利 阪神ダ1400m (9着/10番人気) 写真多数付き 現地報告レポ
2008年10月26日 デビュー戦 2歳新馬 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (8着/5番人気) 写真多数付き 現地報告レポ